つまずきながら辿り着きたい場所 ウグイス/スネオヘアー
あいにくも僕たちは
低速の毎日で
色を忘れた世界には
可笑しくて噴出した
なまぬるいウォータまるで
輝いてる
星のように
空を飾る光さえ 今は届かずに
風も染めてく
目の前の情熱がほら
騒ぎ出すような気配
遠いな 両手に掴みたい物
ほら きっと心の中に溢れてる
何だっていいんですか
偽りのトーク&スマイル
覚えていやしない顔達
消えないよ どうすんだ
純白なノートに
シミのように滲みだして
すぐに変わる気持ちさえ 今は愛しくて
ウグイス色の香りの中ほら
君が歩き出す世界
遠くないその手を 握り返したら
いつか瞳の中に溢れてる
時間を染めてく
目の前の情熱にほら
溶け出すほどの気配
遠いな 両手に掴みたい物
ほら いつも心の中に溢れてる
ウグイス色の香りの中ほら
いつも心の中に溢れてる
つまずきながら辿り着きたい場所
さがして さがして 求めて
こぼれる
花びらフワリと姿を変える
瞬きするたび二人を変えてく
Words:Kenji Watanabe
春に聴きたい名曲。
曲調も爽やかですがすがしい。
軽快なバイクのアイドリングがドラムのビートとシンクロする冒頭は
何度聴いても新鮮。
可笑しくて噴出した
なまぬるいウォータまるで
輝いてる
星のように
空を飾る光さえ 今は届かずに
さがして さがして 求めて
こぼれる
花びらフワリと姿を変える
瞬きするたび二人を変えてく
の部分は寄木細工のようで
実に巧妙で美しい。
花びら
が何の花を指すのかは明示されないけど、桜の花と考えるのが妥当か。